そもそも本当に起業する事が必要なのか考えてみよう
最近は起業ブームという事もあり、若い社長がベンチャー企業を立ち上げニュースになっておりますが、その影には沢山の失敗している人もいるという事を知ってほしい。そもそもなぜ会社を立ち上げて起業する必要があるのかをもう一度考えてほしい、理由は税金対策?はたまはカッコいいから?若いうちはなんでもチャレンジすれば良いと思いますが、30越えて会社の仕組みを知らない人が脱サラするは非常に危険だと思いますので、僕の失敗経験を踏まえてまとめます。
失敗から学んだ、起業する時に絶対にやってはいけない3つの事
実は僕、20代前半に友人と起業した事がありました。結論から言うと散々な目に会い、重度の鬱にもなり金銭的にもかなり痛手に合いました。今でこそいい思いでであり、あの死にかけた経験が今ではいい経験となって僕を成長させたと思います。その失敗した経験で起業に必要な事がわかりましたので、是非参考にしてほしい。
1 起業する=会社を起こすという事ではない
よく勘違いする人がいますが、起業=会社の社長と思う人がいますが、法人として登記する必要性がなければ基本的に個人で仕事を受けるのが鉄則です、もちろん会社として契約が必要だから登記するという人もいますが、基本的には経費は最小限に抑えてなければなりません。この辺り良く解らずに登記する人がいますが、わからないでやると法律で痛い目にあいます。まずは個人で仕事を受けて、ある程度の売上げがで利益が出るのであれば登記したほうが税金対策になります。(取締役とか増えると面倒だし)
2 人を雇ってはいけない
3番とかぶる所もありますが、基本的にすべて一人でやって下さい。経理も当然一人です、勿論営業も、すべて一人でやる事が鉄則です。もちろんお金に余裕があれば人を雇うのもいいですが、基本的には正社員にはせずアルバイトや外部の企業に委託し、利益を出す事を考えて下さい。
3 知人、友人とやってはいけない
これでよく失敗する人がいます。僕もその経験者です。知人で一緒にやると結局の所、逃げられたり、言う事を聞かなかったりして失敗するケースがあります。もし仮に起業する場合は、その業界でかなり長い経験がある人をシッカリとした契約の元雇う形が良いと思います。更に、辺り前ですが自分で何故起業するのか?を誰から聞かれても応えれるようにして下さい。
成功したいならまず読んで!起業する前に必ず読んでおいたほうが良い本4冊
1 カッコ悪く起業した人が成功する
2 倒産社長復活列伝
3 プロ法律家のビジネス成功術
4 そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でもたべていける知識をシェアしようじゃないか
起業するというのは、自分の人生すべてを捧げる覚悟が必要
前の会社の社長と知り合いの社長がいつも言っている言葉があります「社長業はつらい・・・本当辞めたい。誰か変わりにやってほしい。」では、なぜ会社を始めるかと言うと、社長にならないと解らない事があるからです。しかし、社長になると解ると思いますが、いかに社員が楽かという事がわかります。社員がいる所は給料が未払いだと訴えられるし、毎月資金繰りをしなければなりません。その苦労が解りますか?きっと起業をしようとしている人には解らないでしょうね。。なぜならやった事がないから。
僕が考える起業しなければならない条件
起業や個人で仕事を受ける人の条件としては3つあります。
1 毎月の固定収入が会社員の収入とほぼ一緒である
2 起業する仕事の内容が困っている人の為である
3 既に仕事が目先沢山ある状態である
この3つの条件全て揃っているが理想ですが、最低でも2つはあったほうが良いでしょうね。更に言うと起業する人は必ず経理に強い必要があります。経理に強いと営業戦略もかなり細かく経てる事が出来ます。
最後に
起業は決して悪い事じゃないし、自由な生き方で稼ぐ事が出来るというのが魅力だけど、自由は反面責任が伴う事を忘れてはいけない。更に訴えられる事だってあるだろうし、家族にも迷惑を掛けて多額の借金を背負う事もある、それでも起業したいと思っている人はやればいい。しかし、10年後残っている会社は10%以下という事も忘れないで欲しい1つの情報だ。