売上アップ方法

高級店の価格設定には満足度が関係していた!価格がもたらす効果がおもしろい

価格がもたらす効果について

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2つのグループにまったく同じ商品を食べてもらい、片方のグループには高額な価格を伝え、片方のグループには安価な価格を伝えた所、満足度が高かったのは高額なグループという事です。安価なグループは逆に罪悪感を抱くという結果になったそうです。 参照先:価格設定の低い「食べ放題」では満足度も低くなるとの研究結果

ライバルと価格を合わせるといのは自殺行為?

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最近マクドナルドがとんかつマックバーガーというのを出しましたね。価格面は単品で399円、セットで699円となっていました。一方先攻してモスバーガーがロースかつバーガーをだしてますが、単品だと360円となっています。セットだと700円です。サイトでは色々なレビューがありどちらがお得かという点について言及しておりますが、実際どちらを食べたいか?という事については賛否分かれます。値段が1円でも安いマクドナルドをとるか、美味しいけど1円だけ高いモスに行くかという判断をユーザーがしていしまいます。僕はモスにいくでしょう。なぜなら、1円高いだけで満足度が非常に高いという結果になるからです。なので、今回マクドナルドは価格面で大きなミスをしたと言っていいでしょう。

価格を考える時はライバルを意識せず、自社がどの路線にいるかを考える

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価格を考える時に重要なのは、その会社がどの位置にいるかという点を考えるのが非常に重要です。例えばマクドナルドとモスバーガーは一見ファーストフードというくくりでは一緒ですが、ユーザー層は全然違うのです。 マクドナルドのユーザー層は「安さ」を意識しているユーザー層が多いでしょう、変わってモスバーガーは「高級」を意識しているユーザー層が多く、100円高くてもうるさいくない店内や清潔感のある席に付加価値があると思っているのです。 このように自社がどの路線にいるかという点を意識しないと、価格面を合わせただけでは商品は売れません。今回の商品価格は100円落とすくらいが妥当だったのではないでしょうか。マクドナルドは安さを武器にしている事を忘れてはいけません。

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