インバウンド・マーケティングに関する調査レポート
今回NTTアドさんからインバウンドマーケティングに関する調査レポートが発表されましたね。中身を見てみましたが、かなり有益な情報となっている。今回のレポートを簡単に言うと「検索エンジンを使って流入して自社のサイト見て気に入ったら問い合わせる」事に関しです。この方法について、ユーザーがどのような経路を使ってきて、更にどのようなポイントがあるかという点について調査している結果となっている。
調査レポートのタイトルだけでも載せておきますので、是非とも一度読んでみるといいと思います。
導入検討の情報源はIT専門サイト、検索エンジン、展示会、Webサイト(図1参照)
IT専門サイト、検索エンジン、展示会、Webサイトでの情報発信及び掲載対応は必須。海外で注目されているSNSの情報は、国内BtoBでは重視されていない現状。
リスティング広告だけでは引き寄せられない!? 検索結果の上位表示のため、コンテンツの充実は必須(図2参照)
情報収集における検索エンジンの利用法として、広告よりも検索結果画面の上位表示を重視している。自然検索で上位に表示されるためのWebサイトのコンテンツの充実が重要である。
IT導入検討開始時にWebサイト訪問。サイトの質が顧客獲得の分岐点(図3参照)
Webサイトを訪れるのは「導入検討の情報収集段階」が多く、見込み客獲得において重要なコンタクトポイントとなっている。
Webサイトのコンテンツ、キーワードは「わかりやすさ」(図4参照)
Webサイトのコンテンツで求められているのは「わかりやすさ」。導入事例、仕様書、データを視覚的に表現した図、FAQなどもユーザー視点でのコンテンツが重視されている。
キーマンの8割がSNS利用者だが、業務利用意向は低い。発信側とのギャップ顕著に(図5参照)
個人的なSNS利用者は8割に達しているが、業務の情報収集としてSNSは活用されていない状況。BtoB領域におけるSNSの発信者と受信者で大きなギャップが生まれている。