雑学・豆知識

なぜ余白は高級感を生み出すのか、その本当の理由

余白が生み出す高級感とは

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余白の話の前に宝石などは希少性が高い為保護するケースにいれますが、ケースは宝石を守る為にある程度広い空間に宝石をおきます、ケースに限らずこのような空間を保持している余白が人間の意識に働きかけ、余白が広いと狭い余白よりも高級に感じるのではないでしょうか。更に余白は感覚的なモノではなく余白の比率は黄金比も影響していると考えられます。

33 出典:http://www.actzero.jp/developer/report-3973.html

余白の大きさで希少価値が変化している

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余白という概念はそもそも対象物が余白より何倍も小さい為、それを保護するように余白がある為に高級感があり、余白を十分とることにより、小さいものが強調され高級なイメージがでるのではないでしょうか。 更に小さいモノや数が少ないという概念は一般的には希少価値が高いという事もうなずけ、高級店の料理は皿が大きく内容物は小さい特徴があると思います、これは皿が大きいという事で料理が高級なイメージになるという事ですね。

余白は遺伝子レベルからある?

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このような余白の感覚はおそらく世界共通だと思います、例えば古来の日本を見てみると余白が計算され美を感じます、余白は安心感、上品、洗練、静か、落ち着き、が感じられそれは遺伝子レベルまで影響している可能性も考えられ、余白の広さにより高級感の度合いが人様々なのもうなずけ、おそらくこのような感覚を人は「センス」と呼ぶのかもしれません。

余白センスを鍛えるにはどうしたら良いのか

余白センスを鍛えるのに一番いいと思っているのは「書道」ではないでしょうか。僕は小学生の頃書道を習い、6段までの資格があります。当時は文字が綺麗にかけたらいいな程度でしたが、今よく考えてみたら書道には余白をバランス良く保必要があり、その美の余白を追求する事により文字がうまくなる気がしました。

まとめ

余白は商品の売上げにも大きく影響する事と、商品の陳列に関しても余白一つで高級感を演出する事もでき、いかに黄金比を意識して陳列しターゲットに合わせた配置や配色を意識するという観点を大事にレイアウトする事が大切だと思います。

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