Webデザイナーの転職は不安だらけ、だから絶対に気をつけてほしい
新たな環境で、新たな仕事の仕方、新たな人の出会い、スキルアップ、沢山の刺激があります。それが転職。だけど転職する前に絶対に確認しておきたい事が３つあります。非常に基本的な事だけど実際おろそかになってしまいがちな事です。また、この３点を押さえておくだけど、実際就業してからのトラブルも相当減るかと思います。その前に私の若い頃の転職に関するトラブルの話をします。
首都圏のWebデザイナーが枯渇しているが原因？
今回何故このような記事を書いているかと言うと、以前私が転職をしようとした所とある企業の最終面接があり、なんなく内定を頂きました。しかしその会社自体は首都圏に本社があり、首都圏は今デザイナーが枯渇しているのが原因で地方に支店を設けて遠隔地で作業をし、コストを圧縮したビジネスプランというどこにでもある話でした。当時役員の面接を地元で終えた所で給料面と職務内容についての確認、転勤はないなど、口頭にてやりとりを行い私はメモをしていた為、当日に役員に議事録として送りました。役員の方も問題ないという事でしたので契約書に目を通し捺印を押し、返送しました。後は就業日を待つのみになります。
面接にはない転勤を強要され、結局内定切りみたいな感じに．．
しかし、就業日２週間前に役員の方から電話があり、至急お話がしたいとの事で嫌な予感はありましたが打ち合わせをした所、急遽今の支店を閉める事になった理由は不動産について問題があったという事でした。では支店がなくなった為今の従業員と私はどうなるかという事について訪ねた所、転勤をして欲しい。との事でした。
突然の内定切りこの時点で面接で話をしていた事と食い違っております。当然役員も申し訳なさそうにしております。これは間違いなく落ち度があるのが会社のほうで私ではありませんでした。当時この時には既に会社には辞める意思を伝えており全ての顧客にも伝えておりました。もし転勤ができなければ解雇とも言われまだ勤めてもいない会社に、内定切りをうける形になってしまいました。
面倒な事になって弁護士にも相談した
ここからは端折りますが、結局弁護士にも相談したのですが泣き寝入りするしかないとの事でした。理由は雇用契約書に転勤について触れている箇所がないというのが理由でした。当然損害賠償として請求したのですが相手の弁護士から「不当解雇ではない」との回答とこちらの弁護士も「致し方ない」という回答で幕を閉じました。そんな若い頃の話です。ですので皆さんには是非とも馬鹿なトラブルは避けて欲しいと思います。
１．給料面
面接にて提示のあった給料面についてですが、実際給料は非常に重要な要素ですので、ここで下がる交渉をする事はなく、上げる交渉を必ずして下さい。でないとなんの為の転職かが不明ですよね。あと決して高いから内定を切るというのはありません。更に昇給の条件や賞与についても聞いて下さい。
２．職務内容の確認
職務内容が求人誌と間違いがないか、お互いここで確認する必要があると思います。実際面接してから本当の職務内容を話す企業も少なくはありません。また、職務時間についても同様に確認が必要です。Webデザイナーの仕事は実際タフですので徹夜になる時もありましす、時間外手当についても当然確認をしてみましょう。更に転勤の有無について。
３．契約内容と契約書の確認
採取面接の際に口頭にてやり取りがあった事に関して必ず議事録を取るようにして下さい。僕は以前最終面接の際に議事録を取りその日にメールで担当者に送りました。これをしたからと言って相手が嫌がる事はありません。むしろシッカリしていると思われ好印象があります。また、契約書が送られてきたら、議事録と照らし合わせ質問があれば、メールで問い合わせるようにして下さい。僕はこれをしていないから過去トラブルに巻き込まれてしまったのでしょう。
私は大丈夫と思っていると転職は面倒な事になる
事実転職なんて問題ないと思っていても、このような事になってしまいます。僕自身も転勤は基本的にはないと口頭にて話をしていたのにも関わらず、更に議事録にも書いていたにも関わらず契約書の転勤部分を見逃してました。この事件についてわかった事は ・給料面（賞与、昇給のタイミングは？） ・転勤はあるか ・残業はあるか ・上記契約書に記載があるか の確認を怠ったせいというのが反省点でした。まぁまだ若い頃でしたので若干棘がありましたが今となっては、いい経験でしたね。 みなさんも転職する前に一度気をつけてみて下さい！そして良い転職先に廻り会えるよう心より祈っております。