「広告費はかけたくない」という人は起業しないほうがよい
広告を出さないという事は営業を放棄しているという事を理解してない人が多すぎると思います。そもそも広告という意味は「広く告知する」と書きます。読んで字のごとくこの広く告知するにもかかわらず、いつも言う事は「いやー「広告費」はかけずに集客したい」という人が多いのです。しかしよく考えて下さい、あなたは画期的な新商品や、新店舗をつくり商品が良いからと言ってお客様が来ると本当に思っているのでしょうか?答えは No! です。なぜなら実際広告がないとどんなに良い商品だからと言ってもそれをお客様が知る術がないのです。一生知らないで終わるかもしれません。その結果店は潰れて行くのです。これを理解しないで起業しようとしているのはまさに自殺行為と言えます。
広告費と売上げのバランスを考えて利益をだす
僕は営業は広告と一緒だと考えてます。ここで断固広告が意味のない事だと思っている人はおそらく下手なデザイナーに依頼してしまったのでしょう。「全然効果が現れない」→「意味のない出費」→「効果がない」→「広告は無駄な出費」というレッテルが貼られてしまったのではないでしょうか。しかし、効果的な広告を作り出すのは今ではしっかりコンセプトを考え潜在ユーザーを刺激するコピーを考えれば効果は現れます。広告の最大の特徴はその商品を知る事です。もっと簡単に話すとあなたは人材を採用したいのですが、Webサイトに採用情報を掲載するだけですか?まさかそんな事はしませんよね。大手の求人誌に掲載を依頼しませんか?その理屈が分かれば広告の説明なんていらいないと思います。
費用対効果を考えるのが経営
例えば、20万円の広告費をかけて30万円の利益がでれば誰でもやると思います。しかし、実際は投資をする事など出来ないという理由で断念する人が多いのではないでしょうか。ですが、ここで人材を雇用した場合は30万円以上は簡単に掛かってしまいます。更にその雇用した人材がトラブルを招いたりした場合はどうするのでしょうか。よく考えて下さい。
効果のある広告は一体どのような物なのか
では実際効果のある広告とは一体どのような物なのか考えてみます。仮に新商品が「加齢臭を消す石けん」だとします。 ここでターゲットは必然的に、「加齢臭に悩んでいる人」と断定できます。では年齢層はどうか。加齢という事もあり40代〜となります。では性別はどうか?性別は男性に重きを置いてみましょう。では一旦ペルソナを作って整理します。
・メインターゲット:加齢臭に悩んでいる人 ・年齢層:40代 ・性別:男性 ・特徴:中間管理職の立場で若い部下もいる、子供は二人、年頃の中学生姉妹。 ・悩み:体の臭いが気になり電車や部下の視線や子供からも臭いと言われ悩んでいる。
悩んでいるから商品を買う!それだけ
ここまで、ターゲットを想定します。想定して限定する事によりターゲットに刺さり商品の購買意欲が注がれ受注に繋がるのです。よく素人の担当者は「みんなに買ってほしい!」など意味不明な事を言います。よく考えればわかると思いますが、商品を買うという動機はその人物の悩みを解決するから買うのです。つまりターゲットに刺さらないと広告は意味がないのです。つまり、広告はみんなに刺さるのではなく、ターゲットのみに刺さり振り返ればいいのです。これを理解していない人が多すぎます。
結果をもたらす広告は心理学が駆使されている
広告はカッコイイものだと勘違いしている人がいますが、大間違いです。よく僕もブログに書きますがデザイナー設計者という意味ですのでカッコイイものを作りたかったらアーティスになって下さい。話を戻して効果のある広告はすべからず心理学と脳科学が駆使されており、中には洗脳にちかい物だってあるのです。
最後に、効果のある広告をつくる為にはまずは Google Adから
一言で広告と言っても沢山ありますが Webサイトでは Google アドワーズがその代表ではないでしょうか。更に広告からリンクしているランディングページも重要です、そのユーザーの心をガッチリつかむにどうしたら良いか。上記の通り心理学と脳科学を勉強する事が重要かと思います。更にマーケティング理論も必要かと思います。
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