Webデザイナー

1年後Webデザイナーが消えているかもしれない3つの理由

Webデザイナーの将来はプラスアルファに掛かっている

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衝撃的なタイトルですね。しかし、これは現実になると僕は思ってます。以前 1年後Webディレクターが消えているかもしれない5つの理由 をエントリーしましたが、これに近い要素があります。 近年Webデザイナーという職掌範囲が広くなり、Webディレクターを兼任するなどしその存在は非常に高くなっております。その背景はコストをいかに落とし付加価値を上げるかという2点です。

Webデザイナーだけでは駄目、これからはプラスアルファのアビリティが必要

僕が思うにただのWebデザインをしてコーディングを行い納品するデザイナーには今後仕事がこなくなります。その理由は上記の通りWebデザイナーの職掌範囲が広がり、ディレクターを兼任するようになった事に起因しております。更に今後ディレクターだけではなく「心理学」と「マーケティング」の知識が必須となるでしょう。その背景は「Webデザイン」の仕事の単価が下がりすぎているのです。 これは非常に重要な事です。企業は同じクオリティで出されるとどうしても金額勝負となってしまう為、付加価値がなくなってしまいます。これに対抗する手段が、1つのアビリティが必要なのです。これはデザイナーに限らず、プログラマーもそうだと思います。

1つのアビリティで化学変化を起こして、付加価値をあげろ!

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1つ技量をデザインに足すとごい科学変化が起きます。 具体的に言うと 「心理学」+「デザイン」=「魔法の効果」 となるのです。これは、Webデザイナーがもし心理学者だったら、どうでしょうか。効果的な色と心理的に誘導する文言や配置が可能となります。心理学じゃなくてもいいです。これが 「マーケティング」+「デザイン」=「効果的な訴求」 となるのです。

デザイナーはデザインだけじゃない、スーパーデザイナーになる

何を言いたいかと言うと、デザイナーはある一定の所まで経験した後は「心理学」と「マーケティング」を勉強するベキなのです。

これはあの有名な「マツモトキヨシ」社長の松本かずな著の『マツモトキヨシ101の戦略』に、ある言葉があります。
「ただ図面をひいてくれるだけの建築士に私は頼まない。図面を引いてくれるなら美大出身者でも頼めば良い。そのほうが安くすむ。」 こうも言ってます。「一級建築士は、格好良い図面をもってくるだけで、事業としての感覚がまったくない。」 「これからの建築士は、資金繰りの方法から入場者数の見込み/営業方法/年間売上げまで予測したうえで、こういう設計だから、こういう色を使うと納得させてくれなくては採用されないだろう」「建築士には、それなりに高い費用を払っているのだから、我々社長と同じ経営感覚をもたなければならない」 (『マツモトキヨシ101の戦略』松本かずな著/ネスコ発行・文芸春秋発売より)

このように、今後のデザイナーのポジションに必要なのは「マーケティング力」と「心理学」なのです、この両面を利用していかに集客させて、利益を上げるかという点が付加価値となるのです。

就職にだって絶対的に有利

Webデザイナーとして何もないデザイナーよりも前職がマーケティングでデザインを学んだ人のほうが絶対的に有利です。デザインにも利益追求のデザインができますので、就職の際には必ずデザイナーのスキルだけじゃなくてプラスのアビリティをつけてアピールしましょう。

他の仕事にもプラスのアビリティがあると絶対に有利

営業の職種でも、事務の職種でも、デザイナーが前職なら人事はキラリと目を光らせあなたを採用するでしょう。なぜならあなたのスキルはプラスアルファの為、通常の仕事以外にも利益をもたらす事が明白だからです。

あなたも今日から心理学とマーケティングを学んでください

いきなり心理学と言うとハードルが高いのですが、以下の書籍が一番ためになりましたし、デザインにも反映しやすいと思います。是非どうぞ。

1.現代広告の心理技術101

評価:10点中10満点

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2.脳科学マーケティング100の心理技術

評価:10点中9.5点

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