Webデザイナー

Webデザイナーを定年まで続けられる訳がない3つの理由

Webデザイナーの寿命とはいつまでなのか

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僕がデザイン関係の仕事を初めて12年が経過して、最近は7割はディレクション業務や営業等の業務をこなし残りの時間をデザインの仕事に費やしています。最近多々感じる事が、昔にくらべてデザインのスピードが落ちたなぁという印象です。Webデザインの業務としてもかなり厳しくなってきているのは言うまでもありません。Webデザインを65まで続けられるのかと言うと想像しただけで、難しいと思いました。ただデザインが大好き!Webデザインなら誰にも負けない!と思っている人で中にはフリーランスから会社の代表として今も現役の人もいますので、続けられないという事はないとは思いますが、そのようは人はごく一部限られた人達でしょう。

Webデザイナーを定年まで続けられない3つの理由

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1.体力的にもたない

この理由が一番じゃないでしょうか、実際Webデザイナーとして最近はデザインの仕事だけではなく、お客さんとの折衝などその他営業的な側面のフォーローもあるので、いざデザインの仕事をしようとすると体力的にもたなくなるのはこの物理的な世界ではしょうがいないかと思います。

2.制作スピードの衰え

上記体力的な衰えという観点と似ておりますが、オーサリング(コーディング)などのスピードの衰えがあります。デザインなどは工夫次第で時間を単色しクオリティをあげるのはそんなに手間や体力を使う事はありませんが、全体的なスピードの衰えは顕著に感じます。

3.制作単価の下落

最近になりWebデザイナの1Pの単価が以上に下落していると思います。最近は1P、3000円〜という記事を見た事があります。。。 ここまで落ちたのかと思うと悲しくなってきます。これからおそらく価格の下落が続くと思われますので、フリーランスの方は非常に厳しい時代になってくるかと思います。これはデザイナーだけではなくプログラマも同様かと思います。その理由としてはワードプレスやMTが誕生しシステム的用件が安易に実装可能となってしまった為です。

Webデザイナーとして新たな一歩を踏み出す為に必要なスキルと職業

Webプロデューサー/マーケター

ディレクターに近い存在ですが、企画をメインに考え主に広告展開を視野にいれたマーケティグを中心として役割を担う業種かと思います。デザイナー出身だとより意図した事を企画して効果を出す事ができるのではないでしょうか。

必要なスキル

デザインというよりも企画など人を動かす仕事や新たなサービス検討する為マーケティング理論が必要になると思いますが、デザイナーの時代からわかっていると尚更効果のあるデザインが出来ると思います。

Webディレクター

Webデザイナーに最も近く、最近はでは兼業する企業も多いWebディレクター。Webディレクターとして営業案件からスケジュール管理が出来る現場の監督の役割、Webデザイナーに職掌範囲が狭まれてますが若いデザイナーにはない経験やコミュニケーション能力を生かして現場をコントロールする兄貴的な存在は、Webデザイナーには適任ではないでしょうか。

必要なスキル

これは一番デザイナーとしてランクアップする人が多いと思います。僕はWebディレクターはデザイン出身やプログラマー出身者意外の人は非常に厳しいと思います、なぜなら営業の人がディレクターを行うと適当事になり、デザイナーもプログラマーも困惑するだけで現場に迷惑でかつ、デザイナーの成長も止めてしまうのです。

企業広報(選任デザイナー)

広報としての役割を担い、デザイナーとして一線で活躍する事が出来る。〆切も自ら設定する事も出来ると思いますので、ある程度は自分のペースで制作が可能かとおもいます。個人的にあと3年も経たないうちに企業の選任デザイナー兼事務など、兼任する事が多くなると思います。それだけ外部のデザイナーは減り、内部にでデザイナーを持ちECサイトの構築やページの更新などを行う事が当たり前になると思います。

必要なスキル

広報に必要なのはディレクションとデザイン作業の5:5の感覚が必要と思います。更にコミュニケーションの能力も要求されますし、どちらかと言うと開発や制作などとは違い自社をいかにPRできるかという点において、効率と予算の組み合わせがバランスよく出来る人がいいかと思います。なので見積もりのスキルをディレクターから盗むなどする事も重要だと思います。

まとめ

結局は自分がデザイナーの心でなにを実現したいかを思う事が一番重要だと思います。心に思う事は絶対に実現できるといいますので、デザイナーの心でいかに社会に還元できるかと自分に不可がかからないような仕組みを考えれば、あなたはなんだって出来る事を知ってますか?

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