その人の好みで修正するのは危険
Webデザイナーなら誰もが悩む問題、それは制作物をWebディレクターや上司、クライアントに確認した際に、相手の好みで修正を依頼されるという事がある。それは当然と言えば当然だが、そんな好みに応えていくとキリがない。更にクライアントは素人なので当然的を得てない事が90%だ。 このようにWebデザインというのは印刷物ではない為、修正が効くのでこのような依頼がある。
全ての人が納得するデザインはありえない
このように好みでWebデザインを行うと痛い目に合うし、Webデザイナーがシッカリ効果、ターゲットを考え、写真とフォントを配置するのが基本なのだ。そもそも全世界の人が「あら、素敵!使いやすい!」なんて言うデザインは存在する訳がないのだ、つまりデザインには効果やターゲットが必要で、その事をしっかり考えないと最終的に痛い目にあう。
相手を納得させる為のWebデザイン制作術
僕が制作を行い、相手に納得させる方法として最も効果的なのはスバリ「ターゲットと効果を最大限に考えた」というキーワードです。この事がないと「ただ綺麗なサイトが出来ました」という事で完了してしまい、後は「好み合戦」が始まる。 なので、当ブログでも何度も言ってますがデザインをする前に「ターゲット」「効果」をしっかりセグメントする事が必要なのだ。そして、これをいかにクライアントから聞き出すかという事も大切です、しかし相手が「ターゲット」と「効果」を具体的に話してくるケースは稀で、この部分をいかに分析するかという点が最大のポイントであり、この点を把握すればデザインは簡単になると言っていいでしょうね。 なので、一度コンセプトシートを使って自分で情報を整理してみてはいかがでしょうか。
Webデザイナーはデザインの勉強よりもマーケティングと心理学
何度も言いますが、デザインを勉強するという事はレイアウトや色の勉強ではなく「マーケティング」と「心理学」を勉強する事が重要なのです。デザインは効果があって当然とクライアントから思われていますので、自己満足のデザインほど意味のないものはありません。
これからWebデザイナーを目指す人にも絶対必須
これからWebデザイナーを目指す人で何をしたら良いか解らない人がいますが、ソフトの使い方、HTML、Javascript、色々な技術的な事がありますが、一番必要なのは「マーケティング」「心理学」「コミュニケーション」だと思います。正直技術的な事は直ぐに覚えます、仕事をしていたら勝手に身に付きますが「マーケティング」「心理学」「コミュニケーション」の知識は身に付きません、これはその人自身の考えにどうしても依存してしまうのです、ですのでまずデザインという表面要素よりも根本的な内側を強化し、相手が何を必要としているかを考える力と知識が必要なのです。これこそが業種関係なく仕事をする上で普遍的な要素ではないでしょうか。