Webデザイナー

Webディレクター1年生は覚えておきたい、Webディレクターがやってはいけない3つの事

Webディレクターってなんなの?

WebデザイナーからWebディレクターになる方も多いかと思いますが、そんなWebディレクターどこから手をつけていいかわからないと思います。僕もWebディレクターってなにやればいいか解らないし、どこまでが仕事の範囲かもグレイだなぁと昔思った。しかし最近になってWebディレクターの役割も明確になったし、個人的には昔よりもよくなったと思う。

Webディレクターに必要な要素

Webディレクターという職業はディレクターの通り監督で、受託案件や保守業務をチームで成功に導くポジションです。ではWebディレクターという職業に必要な要素はスバリ「コミュニケーション能力」と「失敗する要素を検知する事」できるようになる事です。コミュニケーション能力は必須ですが、この失敗する要素を検知する事が非常に重要です。成功するように物事を考えると実は失敗してしまうケースが多いのです。 実は「失敗しないようにプロジェクトをコントロールする」ほうが非常に成功に近づけるのです、それには「失敗」を見抜く力が必要という事です。しかし、これは経験も必要なので始めは先輩の背中を見て経験している事を学ぶ姿勢が大切でしょうね。

Webディレクターは半分営業?

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Webディレクターとは基本的に半分営業のようなものです、半分ディレクション業務という感じでしょうね。 Webディレクターはお客さんと折衝する事が非常に多く、営業から見積もり、仕様制作、サイトコンセプト決定まで、サイトの全体的な事を決定し、作業者に落とし込みます。その中でもお客さんとの折衝が非常に多いため、コミュニケーション能力が要求されます。

Webディレクターがやってはいけない3つの事

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そんな多種多様な事をやるWebディレクターに最低限やってはいけない3つの事がある。ここまで酷い人はいないと思うけど、Webディレクターとして最低限守らないといけいないと思う。

1 顧客にねじ込まれてはいけない

基本的に「予算なし」でもサイトをつくりたいという顧客はザラにいて、そんな案件を引き受けてたのが最後チームにも無迷惑がかかるし、当然会社にも迷惑がかかる、単なるバカな営業になっては行けない。あなたは立派なWebディレクターなのだから。予算がなければ予算をとれるよう提案をしてから、顧客に見切りをつければその時は駄目でも必ず次も声をかけてもらえる。

2 サイトの仕様やコンセプトを把握しない

これは僕が過去そうだったのですが、サイトの仕様を把握していない時がありました。サイトの仕様を把握していないと、当たり前だが、社内からも社外からも信用が地に落ちる。こんな当たり前の事だけど、実際営業に近いディレクターはやりがちだ。知らなかったらプログラマーやデザイナーを連れて行けばいいと思っているのもNG。

3 伝書鳩(伝言ゲーム)になっていはいけない

これは今の現場でもあると思う。ディレクターというよりは単なる伝書鳩だ(右から左へ話をただ投げている人の事)。いや伝書鳩よりもひどいヒナのような伝書鳩もいる。そんなディレクターはどうなるかと言うと、社内に敵をつくるだけだ。このような人は営業だけやっていたほうが現場も幸せだと思う。

Webディレクターは基本的にデザイナー、プログラマーがなるべきと思う

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Webディレクターにる人は営業からなる人もいると思うが基本的にはデザイナーやプログラマーの方がなるべきだと思う。それはディレクションする時に作業経験があればどれだけ大変な作業かが一目瞭然だからだ。しかし、営業からWebディレクターになって立派にやっている人もいる。そのような人はかなりの勉強や知識が必要だし、デザイナーやプログラマーから一目置かれる存在でなくてはプロジェクトを成功に導く事は不可能なのだ。

Webディレクターに必要な事、それは相手を想いやる心

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知識もない、経験もない、だけど休みの日も仕様設計やサーバの知識を勉強し、少しでもチームが楽出来るようにスケジュール調整。それでも失敗はする。だけど、それでいいのだ。(バカボンのパパ)それでいい。いやそれがいいのかもしれない。それを見ている制作者はきっとあなたを評価する。それがコミュニケーションであり相手を理解してあげる為の想いやりとなり、チームの結束が強くなる。それこそがプロジェクトを失敗しないようにする秘訣だから。

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