Webデザイナー

最短6ヶ月でWebデザイナーに!未経験だけどWebデザイナーになる方法

Webデザイナーになる為の最短6ヶ月間のトレーニング方法

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こんにちはデザイナー歴が13年目になります。かれこれ10年も続くとは思っておりませんでした。 今回はWebデザイナーの需要が増えておる中、最近即戦力になる人を見かけなくなったので僕がもし講師をつとめるのであれば、最短6ヶ月でプロのWebデザイナーになる方法を考えてみましたのでご参考までのどうぞ。

トレーニング方法の前に覚えておいて欲しいWebデザイナーとは

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ここで私が思う「プロのWebデザイナー」の定義ですが、デザイナーは作品をつくってるのではなく「売上げ」を上げるのが当たり前で普通という事です。僕の定義はこれだけです。カッコイイサイトなどを作りたいと思っている人は趣味でやったほうがいいと思います。少々キツい言い方ですがそういう人はデザイナーになってほしくはありません。それだけこの業界は結果を求められ、結果が顕著に分かる厳しい所です。

Webデザイナーになる為のトレーニングメニュー

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ここに書いてある事ですべての人がわかるという事はないと思います。実際講師がいないとわからない事だらけだと思います。それだけテクニックや経験が必要なのです。しかしどの程度勉強が必要なのかという点について分かると思います。ただ、僕なら6ヶ月間あれば素人の人がプロになるまで鍛える自身はあります。そこを踏まえてご覧下さい。

1ヶ月目 マーケティング理論と商品を売る為には何が必要なのか

Webデザイナーだからと言っていきなりAdobe系のソフトの使い方を覚えてもまったく意味がありません。まずは通常業務でも使える売る為に必要な方法論を学ぶ必要があります。これはWebサイトを構築する上で必須であり、この理論がわからないとデザイナーとは呼べないのです。デザインは設計という意味を忘れてはいけません。そのため売る為の設計をしっかり考えましょう。 本当に売上げを上げるデザイナーになりたくて、絶対就職したい人はこの 心理学で売上げ120%アップ?!デザイナ・営業マンが本当に読むべき厳選11冊 エントリーの記事の本を全て1ヶ月で読んで下さい。この本をまずは全て読むだけでもデザイナーじゃなくても大変役に立ちます。そしてワクワクしてくるでしょう。

2ヶ月目 Adobe系ソフトの操作方法

マーケティング理論を頭にたたき込んだら、次はそれを実現する為に必要な技術的な事です。ここではあくまでもソフトの使い方を中心に行いますが、基本的にWebサイトで使うソフトの定番は ・Illustrator CC ・PhotoShop CC ・Dreamweaver CC ・Fireworks CC です。今なら月額定額で更に5,000円以下(2014/3時点)で最新のソフトが使えます。昔は30、40万は当たり前だったけど良い時代になったね〜。まずは上記を使いこなせるようにならないといけません。書籍などは沢山ありますので書店で立ち読みしてみてわかりやすい書籍を買ってみて下さい。 adobe公式サイト

レイアウトソフトはIllustratorで!

基本的にデザインやレイアウトを行うのはIllustratorで行って下さい。中にはPhotoShop という人もいますが絶対にIllustator でお願いします。その理由としては、PhotoShop というのはベクターソフトではない為印刷する際に拡大する事が出来ないのです。そのため融通が効かない為汎用的ではないのです。一方Illustratorは基本的にはポスターチラシをつくるソフトという事もあり印刷に適しております。とにかく後で後悔するからイラレで!

まずはサイトのトレース

いきなりデザインをしろと言われてもわからないと思いますので、有名所からスクショとしてそれを上からなぞるように全く同じ色配置で、Illustratorでトレースして下さい。これでソフトの使い方が分かります。

デザインが出来たらスクショでfireworksへ貼付けてスライス

スライスツールというのがイラレでもフォトショでもありますが僕が推奨するのはFireWokrsです。なぜならスクショを撮ってfireworksへ貼付けると絶対色が変わらないのです。更にイラレやフォトショの場合は若干ですが色が変わる事があります。このような事もありfireworksでスライスして下さい。この若干の違いが大きなクオリティに関係しているのです。 ※スライスとは

3ヶ月目 HTML5,CSS コーディング(オーサリング)技術

2ヶ月目で行ったデザインを元にオーサリングをしてみて下さい。オーサリングと呼ぶ人も言えばコーディングという人もいますが、基本的には同じ意味です。ここではHTML5とCSSでコーディングしてみて下さい。まずは書籍を買ってみてちょこちょこ使ってみるといいと思います。基本がわかれば本格的にオーサリングしてみて下さい。ここでは割愛しますが基本的なソフトとしてはDreamweaver CC をオススメします。

4ヶ月目 実際にサイト1本構築してみる

3ヶ月目をクリアするとわかりますが、ひと通りサイトを構築する事は大変だと思います。それだけサイト構築は工程管理が大切になるのです。それで4ヶ月目は実際にサイトを作ってみましょう。具体的にどのようにすれば良いかと言いますと、あなたの知り合いにお店を出している人はいませんか?いなければ有名店のお店などから依頼があった想定でサイトを構築してみて下さい。ですがいきなりサイトを構築してもどうしたら良いかがわかりません。そのような事が問題で結局作ったは良いもののなんの効果がないサイトが出来てしまい結局サイトはゴミになってしまうケースがあります。 なので僕が作ったコンセプトシートを使ってみて下さい。 Webデザイナー必見!Web制作を失敗しない為のコンセプトシート このコンセプトシートを記入してからサイトの構築を始めて下さい。サイトに何が必要なのかが分かります。

5ヶ月目 サイト公開に必要な事を学ぶ

サイトが出来たら本来であれば効果測定をしたい所です。○○で検索したら順位は何位か?など、SNSからの流入はあるか?などサイトを作った上での効果を確認する必要があります。ただ公開できないケースもありますが、本来公開した後からがサイトのスタートになりますのでここでは、効果測定に必要なアクセス解析や、ドメインの取得方法、サーバーの設定などを勉強して下さい。そもそもドメインってなんなのか?的な事からで良いです。

6ヶ月目 サイト公開!サイトの効果測定方法と改善提案内容を学ぶ

サイトの公開準備ができたら実際に公開してみましょう。ここで重要なのはサイトの公開前にアクセス解析を導入する事です。アクセス解析を導入する事により、サイトアクセスがどの程度あったかという事と目標としている集客がどの程度得られているかという点が把握できます。あとはトライアンドエラーでサイトを修正していきます。必ずつまづく事といえばアクセス数の伸び悩みになります。そこで重要になるのはSEOです。SEOというテクニックではありませんが、こちらのエントリーをご覧下さい。 ・Google Analytics(グーグル アナリティクス)登録設定方法(アクセス解析 はじめの一歩)

これで終わりではない、Webデザイナーはここからがスタート

実際6ヶ月間というのはあっという間でしょう。あくまでも6ヶ月間の間に身につける事は上記であり最低限と思って下さい。本来であればCMSについても学んだほうが良いと思います。ただ、実際現場に入ればわかると思いますが上司やお客さんからやってください!と言われるのでとにかく必要性に迫られますので、その際に技術を勉強して取得しても良いかもしれません、実際そのほうが覚えると思います。。もしわからない事があればツイッターでも、お問い合わせでも結構ですのでお教えできる範囲でお教えします。

Webデザイナーになるという事、まとめ

Webデザイナーのスキルの重要性とこれからのWebデザイナーの本当の意味

最近ますますWebデザイナーの需要が増えたと思う今日このごろです。前回のエントリーでもありますが、Webデザイナーはこれからの時代必ず必要になるスキルだと思います。その理由を申しますと単純に人を雇って営業をかけるという時代は終わり、Webサイトで集客する時代になったからです。

昔訪問販売という形で化粧品などを売っている人が多々ありましたが今はまったく見かけません。これはWebサイトがでてきたから他にないと思っております。更にガラケーよりもスマホの出荷台数が上回り、スマホでのアクセス数がPCを抜くというマーケティングデータがあります。まだまだ右肩上がり。

外注コストが高すぎる!だけどWebで集客したいジレンマ

このような時代の背景もありWebサイトの重要性が増しているのです、結果Webサイトを構築する業者も増えてはおりますが、当然ながら初期コストが発生しますし、更新する際には保守料や更新料だって掛かるのが当たり前です。では仮に初期費用はかかるかもしれないが、更新料をかけて本当に売上が上がっているのか?中小企業は非常に敏感になるし、当然ながら集客できなければまったくの無駄コストになってしまうのです。

Webデザイナーは社内に1人がマストの時代はすぐそこ

そこで僕はこれからの時代Webデザイナーは社内に1人絶対必要になるかと思います、その理由としては外注のコストが高すぎるという事です。腕利きのデザイナーが社内に1人いれば、給料以上のコストは掛からない為コストとしても合うと思います。ですのでWebデザイナーのスキルはこれから必須になるのは間違いありません。

いまWebデザイナーを目指している人は是非とも頑張って下さい!

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