ほとんど更新してませんが、ひっそりとオランダで生きてます(笑)オランダに住んでかれこれ8年近くが経過してます。
昨今のAIの進歩はめざましい限りですね。CHAT GPT などAI関連の記事に関しては今後たくさん書いていきたいと思いますが、タイトルの通り最近仕事をしていて主に指示を出すことが多くなってきて実作業もありますが、基本案件管理することが多くなりどのように指示を出すことが良いのかを試行錯誤しながら考えてみました。 色々と考えた結果僕の中でのゴールデンルールを見つけたのでシェアしていきたいと思います。
指示をするというのは本当に大変
まず始めに仕事をお願いする場合、指定されたクオリティと納期をいかに担保させるかという点が非常に大切な要素です。 これを理解してない人はパワハラのように部下に怒りながら指示を出したりする人で指示が下手くそな人じゃないでしょうか?実は僕もその一人でした。毎回僕は「僕が若い頃はもっとひどかった…」など最近の若い人はなど、、とそのような考えでいかにもパワハラしてそうな感じでした(笑) こんな考えの人だから、指示される側の意見としてはほんとくそな上司だなと思っちゃいますよねw
結局指示が下手くそだから自分で作業したほうが早くなってしまい作業を属人化する傾向になってしまいました。会社側としては部下に指示をしてより多くの仕事をこなしてほしい意図があるかと思います。
大切なことはプログラミングしてあげること
転機が訪れたのは年齢に伴う作業の鈍化があり若い人たちには敵わないと思い、今一度教育ということに関して考え相手に支持して教育することに何が必要なのかをしっかり考えてみました。 まず初めに作業をお願いすることで必要な手順をリストアップしてその手順に沿って僕自身が行い、つまづいたところは改善、思ったことメモしてマニュアル化しました。これにより作業自体を経験者が行ったことにより、より的確にミスがなく、行うやり方が出来上がります。その際に注意点やミスしたことも記載し、最終的にチェックリストなども用意してあげるとより良いかと思います。 こんなことをしていた時に、これはまるでプログラミングと一緒で条件を出してその結果を求めていることはまさにプログラミングと思い、よく考えてみるとそもそも人間はコンピューターではありませんが、現在のAIのように幼少期からインプットを重ねてその頭で解析し、それを元にアウトプットするのまさにコンピューターとさほど違いはないような気がしてきました。
イライラした時は自分のプログラミングが悪いと思う
昨今新型コロナウイルスが蔓延した結果、リモートワークが主流になり結果ほとんど業務はチャットなどになりました。 その結果指示を出す際にも当然チャットを使い指示を出しますが、指示した内容と相反するものが上がってきた場合に一体これは誰の責任なのか?と考えると相手のスキルなのか?あるいは通話をしてより詳細に話さなかったのが悪かったのか、原因を特定するのは難しいところです。 しかしよく考えてください、プログラミング(指示)が悪い時は必ずエラーが返ってきます、PHPであればエラー内容がブラウザに表示されたり色々なヒントが書かれています。指示するというものこれと同様なことなんじゃないかと置き換えると全て納得できました。 これに置き換えたら当然指示(プログラミング)が悪いことになります。
最終的に相手はAIだと思うようにした
とはいえ相手も人間ですコンピュータのようにいかないこともあります、いくらプログラミングと思っても繊細な人間ですしAIのような単純な思考ではありませんが、僕の中で1日中チャットで業務をしているとこれってもしAIが打っていたらどうなんだろうと思った時、全てが楽になりました。そしてAIだもんまだまだインプットが足りないんだと思い、こちらから親切にアプローチできるようになりました。 もちろん生身の人間ですが、上記の通りAIも人間も全てがインプット(環境などから得る情報も含む)されたデータをもとに思考していることに変わりはありません、さらに思考しているというのは複雑なプログラムを元に情報が処理され蓄積されているという事実もまた一緒です。ですのでいかに人材を良く育成するというのはその人にあったプログラムをいかにわかりやすく書いてあげるかというのがとても大切な事だとわかりました。 よく「最近の新人は。。。僕の時代はもっと大変だった…」とボヤいている人がいますが、それは当然なんです、、あなたがインプットしてきたデーターと今のスマホ時代にを生き抜いた人のデータには差異がありそれ専用にプログラムをしてあげることが必要なのです。
最後に人材育成している方へ
これからの時代はまさに教育の時代だと思います。さらにAIの進化によりたくさんの仕事が奪われていきますが、AIを育てる需要と一緒で人材をしっかり育てる人材こそが将来必要になる新しいプログラマー(人材育成)の誕生になるのではないでしょうか。 上司の方、今一度部下の対応を検討してみてはどうでしょうか。相手が全然成果が上がらないのは上司の責任も大きいはずです、あなたができる人であればきっと部下にも同じことができるはずです。部下のことしっかり気を遣い、自分達が受けた理不尽な事はやめて新しい人材育成と成長を促しませんか? もちろん色々な理由があって怒らないといけないこともありますし、部下のスキルが低いせいもあると思います。 そのことも踏まえて改めて整理してみるときっと何か違う見え方があると思います。